水稲

平成26年度



毎年5百万石という酒米を1反ほどつくっていましたが、今年から酒蔵と契約栽培の運びとなりました。上の写真は、佐香錦という酒米です。島根独自のブランド米で、島根の酒蔵どこで仕込んでも佐香錦という名前で吟醸酒として販売されるお米です。今年はこれを5.5反と、5百万石15反ほど作ることにしました。思い切った作付け計画の変更です。佐香錦はJAやすぎ内では初めての作付けになります。

   

冷夏でどうなるか心配しましたが、5百万石を9月12日、佐香錦を9月27日に刈り取り致しました。そして10月2日 穀物検査員に当加工場に来てもらい検査していただきました。検査員の押印を押す前に写真を撮りました。(名前が入りますので)この時期稲の刈り取り、乾燥調整で飯を食ってる者にとっていちばん緊張するときです。3品種とも水分、胴割れ、もみ高異常なし、カメなし、問題なしの結果でしたが、酒米はなんと特等米でした。検査員も数年ぶりで特等米を見たらしい。

   

酒米は2品種とも今後のサンプルとして検査員がお持ち帰り。1等と特等では450円〜500円買い取り金額が違います。
佐香錦出荷93袋
5百万石出荷230袋
5百万石自家用(どぶろく)7袋   
以上の結果でした。

   

早速、酒蔵(月山 吉田酒造)へ出荷致しました。送料1袋(120円)片道20kmちょっと安いんじゃないですかね?それはおいといて、他2軒の5百万石を合わせて、441袋運び込みました。右上の機械は、1800kg入る精米機だそうです。3日くらいかけて精米するんだとか・・・・
うちの米で仕込んだ酒が出来たら必ず連絡してもらうように約束して帰宅致しました。楽しみですね。
昨年暮れに300袋の出荷を頼まれ、春にもう100袋の追加を依頼され、なんとか期待に応じられたと思います。来年はもっと作付け増やしますよ(吉田さん)



これが我が家の米から出来たお酒。左が佐香錦を使用した純米吟醸。右が五百万石を使用した純米酒。3月21日に吉田酒造から買ってきた



夏に吉田酒造に遊びに行ったら純米吟醸の原酒と生原酒があったので買ってきた。感動ものです。また買ってこよう。